本日から本年度の草原ゼミから始まりました。記念すべき第1回の発表は、草原ゼミ新加入の両角さん(D)でした。両角さんの問題意識は多文化主義を導入する国家であるオーストラリアにおいて、ナショナル・アイデンティティの形成を図る歴史教育がどのように実践されてきて、その実践は日本の歴史教育にどのような示唆を与えるのかというものでした。両角さんの論文を基に、「歴史教育とは何か?」「アイデンティティとは何か?」についてゼミ生の方々・草原先生と議論を重ね、非常に多くの発見がある充実した時間となりました。
(B4 内田 智憲)