地理歴史科教育論(2021)

地理歴史科教育論では、民主主義社会の形成者の育成という視点から中等の社会科及び地理歴史科を指導する教師としての基礎的な教師の資質・能力の育成をめざす。オンラインで多様なケース・スタディに取り組みことで、以下の4点を目的とする。

(1)私たちがK-12で学んだカリキュラムを省察し、近代の国民国家及び現代の民主主義国家が地理歴史教育を求める理由を説明できる。

(2)学ぶ意義を見いだしがたい(覚える)地理歴史教育の課題を乗り越えるために提起されてきたカリキュラム・単元構成論を知り、類型化できるまた各類型の視点から学習指導要領の特色や様々な教科書の強みや課題を評価できる。

(3)トークとチョークに依存した(覚える)地理歴史教育の課題を乗り越えるために提起されてきた教材選定・学習指導論を知り、類型化できる。また各類型の特性を活かすとともに、目標に準拠した学習課題や学習活動を構想できる。

(4)(2)と(3)を踏まえて、民主主義社会の課題と子どもの関心に応える、学びのレリバンスを追求した1-2時間の授業計画書をデザインできる。

【授業者】草原和博
【TA】安藤瑛啓(M2),宇ノ木啓太(M2)

以上2名が批判的同僚となり授業を作り上げていきます。

 

2021.10.07 第1〜2講

学んだ概念:レリバンス、観察による徒弟制、社会化(同化)・対抗社会化・主体化
PPTはこちらから:PPT①②

◯オリエンテーション
シラバスを説明し、この講義の4つの目標を確認しました。

◯「社会科・地理歴史科を教える専門職としての教師の「専門性」とは何か?そもそも教師は専門職なのか?」について考える
「教師は専門職なのか?」について自身の立場を表明してもらいました。多くの学生が教師は専門職であると考えているようでした。

◯「戦後の教科書が伝えているスウェーデン像」について考える
各グループで3つの年代の教科書に書かれたスウェーデン像とその意図について分析・考察しました。活動を通して、教科書が共同体意識の形成を志向しているものであり、社会科教師はその形成に加担していることを実感することができました。【文責:TA安藤瑛啓】