卒論発表会がありました(2024.02.08)

この度、2月3日に教育学部社会系コース卒業論文発表会が開催されました。

社会認識教育学をテーマにした卒論については、草原和博先生・川口広美先生・金鍾成先生のゼミが合同になって報告の場が設けられました。発表者は計5名です。

草原ゼミからは内田智憲さんが発表されました。内田さんは広島県における部活動を通した平和教育実践について文献調査やインタビュー調査を用いて研究され、その結果、部活動が平和教育として各教科や特別活動、総合的な学習(探究)の時間などと関連していることやその実践について明らかにされました。ゼミでの活動を通して発表内容は部分的に知っていたのですが、卒業論文全体を見させていただくのは今回が初めてで、「全体像はこうなっていたのか」という驚きと、各章ごとのつながりや論の進め方などについて大変勉強になりました。また、卒業論文をパワーポイントにまとめることに苦労されたと思いますが、スライドを効果的に用い、簡潔にまとめられていたので、発表内容がよく伝わりました。

私はまだ卒業論文のテーマを構想している段階なのですが、草原先生が講評で「研究とは怒りだ。自分はここを変えたいのだという気持ちが大事だ。」と仰られていたように、私にとって「怒り」となるものを見つけ、来年のこの時期には内田さんのような立派な卒業論文を発表できるように1年間頑張っていきたいと思います。

(B3 久我祥平)