本日のゼミは加藤さん(M)の発表でした。2000年代の教員に対する世論の硬化が教員の学会や民間団体離れを加速させた一方で、オンライン技術やSNSなどの普及による新しい研修体系が確立している理論的背景として、南浦先生の論文を参考に、「自主的研究組織」や「公共圏・対抗的公共圏」などを取り上げて説明していただきました。個人的には、公的権威に対抗して組織した集団であっても、時をまたぐと権威化が進み、その中から新しく対抗組織ができるという構造が、フランス革命を想起させ、まさに良い意味で「歴史は繰り返す」を実感しました。
今後の方針として2週間後という短いスパンではありますが、研究計画等の作成段階に入ります。加藤さんの研究によって社会科教員(特に初任者)はどのような学びの場を求めて、どのような組織に参加しているのかの実態が分かり、今後の教員の学びの場が広がる問題提起になることを期待しております。
(B4 内田 智憲)